「家うつり ふしん えんだん 旅立ち 人を抱え などよろづよし」
こういう一文をおみくじの中に見つけて、どこで区切って読めばいいのか、すぐにはわからなかった。そんな資料を、私はいくつも見かけました。
単語がずらずら並んでいて、最後に一言だけ判定っぽい言葉がくっついている。それが、おみくじの「やうつり」欄の正体。
先に答えを言います。やうつり=家移り=引っ越しのこと。ふしん=普請=家を建てたり直したりすること。そして最後の「よろづよし」は、そこまで並んだ項目をぜんぶまとめて受ける、「全部よい」という判定の言葉。
だから「よろづよし」という欄そのものを探しても、どのおみくじにも見つかりません。項目じゃなくて、結論のほうだから。
この記事では、この一文を頭から終わりまで、自分の言葉で読み切れるところまで持っていきます。文言34語の一覧と、古語の四段階という物差しも用意しました。
おみくじのやうつりとは家移りで引っ越しを指す項目
「やうつり」は、漢字で書くと「家移り」。読みは「やうつり」でも「いえうつり」でも正解。
やうつりが家移りと書かれる理由と辞書での意味
意味は、引っ越し。転居。転宅。デジタル大辞泉にも、そのまま載っています。
おみくじだけの特別な占い用語ではありません。ずっと前からある、ふつうの日本語。ひらがなで印刷されているせいで、なんだか呪文みたいに見えているだけなんです。
家移りに含まれる家の神を移すという本来の意味
ここが、調べていて私もいちばん驚いたところです。
つまり家移りは、ただ住所が変わることじゃない。家の神さまを、新しい住まいへお連れする節目の行事だった、という考え方があるんです。
もちろん地域や時代によって儀礼の形はさまざま。必ずこうだったと言い切れる話ではありません。それでも、おみくじにわざわざ「やうつり」という項目が立っている理由が、これでちょっと腑に落ちませんか。
新しい住まいに神棚を設けるかどうかで迷っている方は、100均の神棚完全ガイドも参考にしてみてください。
転居と移転と書かれたおみくじの項目名の違い
「移転」と印刷されているおみくじも見かける。「やうつり」の代わりに「移転」という言葉を使っている寺社もある、というだけの話。
呼び方は「やうつり」「家うつり」「転居」「移転」と揺れていますが、指しているものは同じ。住まいや居場所を移すこと。どれが正しくてどれが間違い、という話ではない。
おみくじのやうつりに並ぶふしん・えんだん・旅立ちの意味
「やうつり」の前後には、もっと言葉が並んでいます。ここを訳せていない解説が多いので、まずここから埋めていきます。
ふしんは普請で家の建築と修繕を指す言葉
「ふしん」は、漢字で書くと「普請」。
デジタル大辞泉には、「家を建築したり修理したりすること。建築工事。また、道・橋・水路・堤防などの土木工事」と説明されています。
今の言葉に置き換えると、新築も、増改築も、リフォームも、外構の工事も、ぜんぶ「ふしん」に含まれる。
暦の側にも、工事を控えたほうがいい時期という考え方があります。気になる方は土用の土いじりはいつまでダメ?も見てみてください。
普請がみんなで力を合わせるという禅の言葉だった由来
この語源、調べていて私は驚きました。
改訂新版世界大百科事典によると、「普請」はもともと仏教用語。禅宗で使われていた言葉で、「あまねく人々に請い、共に力を合わせて労役に従事し、事をなすこと」を意味していたそうです。
「普く(あまねく)請う」。字のとおり、みんなに声をかけて、力を合わせてやり遂げる。それが本来の意味だった。建築の工事という今の意味で使われだしたのは、ブリタニカ国際大百科事典によれば室町時代ごろからだと言われています。
一人で黙々とやる作業じゃなくて、人手を集めてやる大仕事。それが「ふしん」の正体でした。
つむぎ所長まさかおみくじの中に、禅の教えがそのまま紛れ込んでいるとは思いませんでした
えんだん・旅立ち・人を抱えが同じ一文に並ぶ理由
実際のおみくじには、「家うつり ふしん えんだん 旅立ち 人を抱え」のように、暮らしの大きな節目がまとめて並んでいることがあります。
えんだんは縁談で結婚の話、旅立ちは旅や出立、人を抱え(人を雇い)は人を雇い入れること。一文の中に並ぶ1語として、まずはこれで十分です。
ふしんを不振と読み違えた人が多い理由
「ふしん」を「不振」と読み違えた、という声は、調べている途中で私も何度も見かけました。2007年ごろの投稿から今にいたるまで、同じ形の質問が繰り返し立っています。
無理もないと思う。ひらがなで印刷されていて、漢字の手がかりが一切ない。「ふしん」だけ見せられたら、仕事や商売の「不振」を思い浮かべるほうが自然です。
そう読み違えた人は、実際に少なくないようだ。もし「ふしん」で不安になっていたなら、まずはここで肩の力を抜いてください。
おみくじのよろずよしは項目名ではなくまとめて受ける判定語
「よろずよし」を、おみくじの項目の1つだと思って探していませんか。
先に言ってしまうと、それはどのおみくじにも見つかりません。よろづよしは項目じゃなくて、並んだ項目たちを全部まとめて受け取る、「結論」のほう。
よろずよしのよろずが万で全部を指す言葉
「よろづ」は漢字で書くと「万」。でも、数字の1万という意味じゃない。「すべて」「何もかも」という意味です。
だから「よろづよし」は、「全部よい」。表記は「よろずよし」「よろづよし」「万よし」「万事よろし」とゆれていますが、指しているものはどれも同じ。
家うつりふしんよろづよしという一文の分解
「家うつり ふしん えんだん 旅立ち 人を抱え などよろづよし」を、実際に分解してみます。
読み方は3つの手順です。
①並んでいる項目を、まず全部拾う。
②いちばん最後についている判定の言葉をさがす。
③その判定の言葉は、拾った項目の全部にかかっている。
表にすると、こうなります。
| 並んだ項目群 | まとめて受ける判定語 |
|---|---|
| 家うつり・ふしん・えんだん・旅立ち・人を抱え | → よろづよし(全部よい) |
ここで、やってしまいがちな失敗があります。「家うつり」だけを一文から切り取って読むこと。
それだと判定の言葉が付いていないので、意味が取れなくなってしまうんです。「よろづよし」は、並んだ項目の最後にセットでくっついてくるものだと覚えておいてください。
よろずよしを項目名と読み違えると起きる取り違え
「よろづよし」という欄そのものを探しても、どのおみくじにも見つかりません。
探して見つからないのは、あなたのおみくじがおかしいわけでも、探し方が悪いわけでもない。もともと項目として存在しないんです。ここまで読んでくださった方には、もう答えが出ていると思います。
「よろづよし」は項目ではなく判定語です。ここを取り違えたまま探し続けると、いつまでも見つかりません。
一文に自分の予定が入っていないときの読み方
「家うつり ふしん よろづよし」と書いてあるのに、自分が考えているのは引っ越しじゃなくて転職だった、ということもあると思います。
そういうときは、一文に並んでいない項目にまで、判定が及んでいるとは考えなくて大丈夫です。並んでいない項目については、そのおみくじは何も言っていない、というだけの話。転職のことが知りたいなら、求人や商売、旅立ちなど、ほかの欄を見てください。
おみくじのやうつり欄の文言一覧と古語の読み方
おみくじの文面は、神社やお寺によって違います。文言ごとの解釈にも、公式の統一見解はありません。ここから先は、一般にこう読まれてきたという整理だと思って読んでください。
そのうえで、実際に検索されている文言を、私はできるだけ全部載せました。
進めてよいと読まれてきた文言
まず、進めてよいと読まれてきた言葉から。
「さしつかえなし」「さわりなし」は、よく見かける言葉です。ただし、これは「差し支えがない」という意味で、「大吉である」という意味ではない。ここの温度差は、覚えておいて損はないです。
| 文言(読み) | 意味・使われ方 |
|---|---|
| よろし | まあよい、悪くない |
| よい | よい |
| よろづよし(万よし) | 全部よい |
| 万事よろし | 全部よろしい |
| さしつかえなし(差支なし) | 差し支えがない |
| さわりなし(障りなし) | 妨げがない |
| 吉なり | 吉である |
| 利あり・利益あり | 利益がある |
| 思い立ちてよし | 思い立った今がよい |
| 急ぐがよし | 急いでよい |
| 急ぐがよろし | 急いでまあよい |
| 早くしなさい | 早く進めなさい |
この帯に入る文言なら、迷わず進めてかまいません。
時期を待てと読まれてきた文言
ここが、今回いちばん検索されている帯です。
「さわぐな」は、「するな」ではない。「さわぐ」は、騒ぎ立てる・慌てるという意味。だから「さわぐな」は、急いで動くな、という時期の助言として読まれてきました。「いそがぬ方よし」「時を置け」も、同じ帯に入る言葉です。
やめろ、と書かれているわけではないんです。ここははっきり言っておきます。
| 文言(読み) | 意味・使われ方 |
|---|---|
| いそがぬ方よし | 急がないほうがよい |
| 急がぬがよい | 急がなくてよい |
| 時を待て | 時期を待て |
| 時を置け | 少し間を置け |
| しばし待て | しばらく待て |
| さわがぬがよし | 慌てないほうがよい |
| さわがぬが利 | 慌てないほうが得 |
| さわぐな | 慌てて騒ぎ立てるな |
| まずよろし | まずまずよい |
急いで動くな、と言っているだけで、あきらめろとは言っていません。
十分ではないと読まれてきた文言
「十分ならず」は、「まったくだめ」ではない。条件が、まだそろい切っていない、という意味で読まれてきました。
「さわり」は妨げ・差し支え。「つれ」は連れ立つもの、付いてくるものという意味です。何パーセント大丈夫、というような数字にできる話ではないので、そこは正直に書いておきます。
| 文言(読み) | 意味・使われ方 |
|---|---|
| 十分ならず | 条件がそろい切っていない |
| 十分でない | 十分ではない |
| さわりあり(障りあり) | 妨げがある |
| つれあり(連れあり) | 付いてくるものがある |
| 損あり | 損がある |
| さわぐと損 | 慌てて動くと損になる |
条件がそろっていないだけで、無理だと決まったわけではありません。
控えよと読まれてきた文言
「よろしからず」「動かぬがよし」「利益なし」。この帯を見て、手が止まった方もいると思います。
ここでも、「引っ越してはいけない」という判決の言い方はしません。ただ、「控えておくがよし」と「いけません」では、文面の強さが違うのも事実。
強さの順位をつけて表にすることは、出典がないのでしません。それぞれの文言がどう読まれてきたかだけ、下にまとめておきます。
| 文言(読み) | 意味・使われ方 |
|---|---|
| よろしからず | よろしくない |
| 動かぬがよし | 動かないほうがよい |
| 控えておくがよし | 控えておくほうがよい |
| ひかえよ | 控えなさい |
| いけません | よくない |
| 考え直せ | 考え直しなさい |
| 利益なし | 利益がない |
| 凶なり | 凶である |
| さわがず人に任せよ | 慌てず人に任せなさい |
| 人を変えて探せ | 探す人を変えなさい |
この帯の文言は、動く前にもう一度立ち止まってみてください、というサインとして読まれてきました。
古語の文言のふりがなと現代語訳
表の「読み」がわかりにくい言葉だけ、ふりがなと現代語をもう一度並べておきます。
やうつり(家移り)=引っ越し。ふしん(普請)=家の工事。よろづ(万)=すべて。さしつかえなし(差し支え無し)=妨げがない。さわり(障り)=妨げ。
つれ(連れ)=付いてくるもの。いそがぬ(急がぬ)=急がない。ひかえよ(控えよ)=控えなさい。よろしからず=よろしくない。
こうして並べてみると、むずかしい言葉はほとんどない。ふりがなさえ分かれば、あとは日常の言葉に近いんです。
よし・よろし・わろし・あしで見るおみくじの文言の四段階
文言を分類する物差しは、実は古語辞典の中にすでにあります。上から、よし・よろし・わろし・あし。この4段階です。
古語のよしとよろしの間にある一段の差
Weblio古語辞典によると、「よろし」は「まずまずだ。まあよい。悪くない」という意味。「よし」より、一段下の評価語なんです。
「よし」の対義語は「あし」。「よろし」の対義語は「わろし」。この組み合わせを知っていると、見え方が変わってきます。
太鼓判じゃない。及第点です。合格ラインぎりぎり、くらいの温度感だと思ってください。
よろしからずとよろしの関係
「よろしからず」は、「よろし」の打ち消し。つまり、「よろし(まあよい)」でさえない、という位置になります。
だからといって、「あし(悪い)」と同じだと決めつけることはしません。古語の段階でいえば、あしとよろしからずは別の言葉。おみくじの文面がどこまで厳密にこの段階を使い分けているかは、正直、私にもわからないんです。
この「わからない」をそのまま書くことが、たぶんいちばん誠実なやり方だと思う。
四段階の物差しでおみくじの文言を並べ直す表
「やうつり欄の文言一覧」で見た文言を、この4段階に並べ直してみます。同じ表をもう一度作るのではなく、こちらは「探すための辞書」じゃなく「位置を測るための物差し」です。
| 段階 | おみくじの文言例 |
|---|---|
| よし | よろづよし・吉なり・利あり |
| よろし | さしつかえなし・さわりなし・まずよろし |
| わろし | 十分ならず・さわりあり・損あり |
| あし | よろしからず・利益なし・凶なり |
「あし」の段に置いた文言も、古語の段階を機械的に当てはめた目安です。おみくじの文面自体が、この4段階を厳密に区別して使っているとは限らない。
総合の運勢とやうつり欄が食い違うときの読む順番
大吉なのに、やうつりの欄は「よろしからず」。逆に凶なのに、やうつりは「よろづよし」。こういうことは、ふつうに起こります。
矛盾しているわけではない。占っている対象が、そもそも違うからです。総合の運勢は運勢、やうつりは引っ越しや工事のこと。別々の答えが出ているだけなんです。
神社本庁は、「単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくことが何より大切」だと説明しています。
今、自分が知りたいのがどちらなのかで、読む欄を選んでかまいません。吉凶そのものの順番や種類は、神社によってさまざまです。
おみくじのやうつりがよくないと出たときの読み方
「よろしからず」「控えておくがよし」。そう出た紙を手に、ここまで読んでくださった方もいると思います。答えから言うと、それは引っ越しをやめろという判決ではありません。
やうつりの結果を引っ越しの可否の判決として読まない理由
神社本庁は、おみくじについてこう説明しています。「単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくことが何より大切」。
おみくじは、運命を言い渡す紙ではないんです。だから「よろしからずと出たから、引っ越してはいけない」という断定は、この記事では一切しません。
かといって、「気にしなくていいですよ」で終わらせるつもりもない。ここまで読んでくださったのは、意味を知りたかったからのはずです。次の項目から、実際にできることを見ていきます。
おみくじの文言を運命の宣告として読むか、生活の指針として読むかで、この先の受け止め方がまるで変わります。
文言の後半に書かれた条件の読み取り方
やうつり欄の文言、よく見ると多くが「〜ならばよい」「〜すればよい」という条件の形をしています。
「さわがぬがよし」は、慌てなければよい。「人を変えて探せ」は、探す人を替えればよい。「時を置け」は、時期をずらせばよい。否定でぴしゃりと終わっている文言のほうが、むしろ少ない。
前半の数文字だけ見て読むのをやめないでください。後半に、条件が書いてあります。
転居がよくないと出たあとに取れる3つの行動
今日からできることを、3つに絞ります。
- 文言を、「やめろ」ではなく「何を整えろと言っているか」に、訳し直してみる
- 引っ越しの理由と時期を、おみくじを見る前に自分が持っていた条件で、あらためて書き出して比べてみる
- 新しい住まいがもう決まっているなら、移る先の土地の神社を先に調べておく
これは、神社本庁がいう「自分自身の行動に照らし合わせてみたい」という姿勢に、そのまま沿った動き方です。
塩を使ったお清めを考えているなら、扱い方は神社に確かめるのがいちばん確実。持ち歩き方の詳細はお清め塩の持ち歩き方にまとめてあります。
契約や日取りをおみくじで決めない理由
不動産の契約や、引っ越しの日取りの決め方にまで踏み込んで指南しているサイトも見かけました。
でも、ここではそこまで追いかけない。契約や費用は生活に直に響く判断で、おみくじの文言から結論を出せる根拠がないからです。これは意図した裁定で、逃げているわけじゃありません。
ついでに、「気に入らないから引き直す」という選択についても一言だけ。神社本庁の説明を見るかぎり、結果が気に入らないからという理由での引き直しは、勧められていません。
おみくじのやうつり欄に方角が書かれている場合の扱い
「東よし」「北をさけよ」。方角が添えられているおみくじも、たしかにあります。ここでは、その扱い方を見ていきます。
おみくじに書かれる方位表現の読み方
「東よし」「北をさけよ」「方角をよく見よ」。こうした方位の表現が入っているおみくじがあります。
ただ、どこを基準にした方角なのか。今の住まいからなのか、生まれた土地からなのか。それは、おみくじの文面には書かれていない。わからないことは、わからないとしておきます。
方違えという古くからの方位の避け方
平安時代の記録にも見える、ずいぶん古い話だと言われています。ただし、これは【伝承・諸説】としてご紹介するだけ。今の引っ越しでこうすべき、という指南をするつもりはありません。
方角の吉凶が流派で割れている事実
方位の吉凶は、家相や九星気学、暦注などの流派によって、割り出し方も結論もばらばら。
統一された正解は、今のところありません。方角と幸不幸を安易に断定で結びつけるより、まずこの「割れ方」自体を事実として知っておくほうが、ずっと確かだと思う。
引っ越し先が決まっている人の方角の受け取り方
もう引っ越し先が決まっている、という方もいると思います。
「悪い方角に決めてしまった」と、不安になる必要はない。おみくじの方位の表現は、行き先を変えろという指示ではなく、注意を向けておくといいですよ、という示唆として読まれてきたものです。
おみくじのやうつりとよろずよしの読み方のまとめ
最後に、3つだけ畳んでおきます。
①やうつりは家移り、つまり引っ越しのこと。ふしんは普請、家の工事のことでした。②よろずよしは項目名じゃなく、並んだ項目をまとめて受ける「全部よい」という判定の言葉。
③文言は前半だけで読まず、条件が書いてある後半まで読む。これが、一文を読み切るコツでした。
おみくじは、指針であって判決ではない。手元の紙が、これで少しは読みやすくなっていたら、私としてもうれしいです。
以上は、2026年9月3日時点で確認したものです。



