おみくじは結ぶ?持ち帰る?大吉の場合や保管方法とNG行為も解説

おみくじは結ぶ?持ち帰る?結び所に結ばれるおみくじと財布にしまわれる大吉の対比イラスト
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「大吉!」おみくじを開いた瞬間、声が出そうになったことはありませんか。

でも次の瞬間、手が止まる。「これ、結ぶの?持ち帰るの?」

気持ち、分かる。周りの結び所には、たくさんのおみくじ。

自分だけ財布にしまうのも、ちょっと気が引けます。

おみくじは、大吉から末吉までなら持ち帰り、凶と大凶なら境内の結び所に結びます。

結んで帰る人のほうが多いものの、神社本庁も持ち帰ることを認めていて、持ち帰りを勧める神社もあります。

ただし、木の枝に結ぶ、ゴミに捨てるなど、やってはいけないことが7つあります。

大吉の場合、結び方、保管方法、NG行為まで、この記事で全部分かります。

神社本庁や浅草寺、小野照崎神社などの公式の案内を、私が1つずつ読み比べました。

まずは、下の表で自分が引いた運勢を見てください。

目次

おみくじは結ぶ?持ち帰る?

おみくじは、大吉・吉・中吉・小吉・末吉なら持ち帰り、凶・大凶なら境内の結び所に結びます。

迷うのは、周りがみんな結んでいて自分も結ぶか悩むとき。

吉なのに「待ち人来ず」のような厳しい一文があるときや、半吉・平のように表に無い運勢が出たときも同じです。

それでも、持ち帰ります。

神社本庁の公式サイトにも、こうあります。

「引いた後は神社の境内の結び所に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても差し支えありません」

おみくじで大事なのは、大吉や末吉の字より、その下の願望・待ち人・健康などの一文です。持ち帰るのは、その一文を読み返すためです。

引いた運勢結ぶか持ち帰るか・そのあとすること
大吉持ち帰る
財布か手帳に入れて読み返す(大吉の場合へ)
吉・中吉・小吉・末吉持ち帰る
気になった一文を読み返す
凶・大凶結び所に結ぶ
結ぶ前に注意の一文だけ覚えて帰る(おみくじで大凶が出る確率は何%?)
どうするか迷ったとき(周りが結んでいる・厳しい一文がある・表に無い運勢)持ち帰る

ウェザーニュースの調査(9,031人)では、「木に結ぶ」がいちばん多く、持ち帰る人は約2割でした。

小野照崎神社のように、持ち帰りを呼びかけている神社も実際にあります。

だから良い運勢のときほど、周りが結んでいても財布に入れて持ち帰ります。

運勢ごとの分かれ道を、図にしました。

おみくじの運勢別の分かれ道。凶・大凶が出た?に、はいなら結び所に結ぶ、いいえなら持ち帰る(大吉〜末吉)。大吉は財布や手帳へ、迷ったら持ち帰る

結ぶのと持ち帰るのは何が違う?

結ぶのと持ち帰るのは、目的が違います。

結ぶのは、神様とご縁を結び、凶ならその場に留めてもらうため。

持ち帰るのは、書いてある言葉を1年の指針として読み返すためです。

結ぶ意味由来・込められた意味
神様とご縁を結ぶ参拝の証として結ぶ、古くからの習わし
凶を境内に留める凶事をその場に留め、持ち帰らないための考え方
木の生命力にあやかる木々の生命力にあやかり、願いが結ばれるようにという祈り(大國魂神社)

3つ目の「木の生命力にあやかる」には、由来があります。

大國魂神社によると、木々のみなぎる生命力にあやかり、願い事がしっかり結ばれるようにという祈りを込めて、人々はおみくじを木の枝に結んできました。

ただし今は、木の枝ではなく結び所へ。

阿佐ヶ谷神明宮は、心願が達成するまで持ち歩き、そのあとお礼を込めて納めるのが最もよい方法だとしています。

吉・中吉・小吉・末吉は結ぶ?持ち帰る?

吉・中吉・小吉・末吉のおみくじは、持ち帰ります。

末吉は「これから良くなる」運勢です。

読み返して、良くなる時期を待つ意味が、いちばん大きいからです。

神社によって結ぶか持ち帰るかは違う?

おみくじを結ぶか持ち帰るかの勧め方は、神社によって違います。

下の表は、その違いの一例です。

寺社勧めていること
神社本庁結んでも持ち帰ってもよい
浅草寺凶は結んでご縁つなぎを
小野照崎神社持ち帰りを勧める
福徳神社(宮司談)持ち帰りが望ましい
大國魂神社結ぶか、持ち歩いて後で納めるのが良い
阿佐ヶ谷神明宮心願成就まで持ち歩き、後で納めるのが良い

持ち帰りを勧める神社があると知って、意外に思う人もいるはずです。

つむぎ所長

調べていて、私も少し驚きました。神社によって、ここまで言葉が違うとは思っていませんでした

それでも、決め方はシンプルです。

境内に掲示があれば、それに従ってください。無ければ、運勢別の表で決めます。

おみくじで大吉が出た場合

おみくじで大吉が出たら、結ばずに持ち帰ります。

財布か手帳に入れて、調子がいいときほど読み返します。

大吉に書かれている、浮かれすぎを戒める一文を手元に置くためです。

持ち帰ったあとの置き場所は、持ち帰ったおみくじの保管方法で説明します。

大吉を結ぶと運が逃げる?

大吉を結んでも、運は逃げません。

結ぶのは、神様とご縁を結ぶ習わしだからです。

正直、私も最初は「大吉なら結ばなくていいの?」と思いました。

世間では「大吉は持ち帰り、凶は結ぶ」と言われる一方、「大吉も結んで神様に結びつける」という考え方も聞きます。

それでも、大吉は持ち帰ります。書いてある言葉を、手元で読み返すためです。

大吉は良くないと聞いたけど結ぶべき?

大吉が良くないと言われるのは、これより上が無く、あとは下がるだけだからです。

だから、結ばずに持ち帰り、浮かれたときの戒めとして読み返します。

つむぎ所長

大吉って、これ以上は上がりようがない状態ですもんね。油断禁物、って言われると妙に納得します

大吉と大凶、それぞれの出る確率はおみくじで大凶が出る確率は何%?に、大吉ばかり引いてしまう話はおみくじは何回まで引いていいのかにまとめました。

大吉をもう結んでしまったら?

大吉をもう結んでしまったら、ほどかずに、そのままにします。

「大吉だったのに、みんなにつられて結んで帰ってきちゃった……」

次にその神社へお参りしたとき、結び所の前で手を合わせて、お礼を伝えます。

ほどくと、隣の人のおみくじに触れてしまいます。

覚えている言葉は、スマホのメモに書き出しておきます。

手元に何か置きたいなら、同じ神社でお守りを受けて、持ち歩いてください。

おみくじの結び方

おみくじは、一度読んでから縦に細く折り、引いたその寺社の結び所(みくじ掛け)に一回結びます。

おみくじの結び方3ステップ。1読む、2縦に細く折る、3結び所に一回結ぶ

結ぶ場所は結び所(みくじ掛け)

おみくじを結ぶ場所は、境内の結び所(みくじ掛け)です。

見当たらなければ、授与所で聞いてください。

結び所が無い神社なら、持ち帰ります。

縦に細く折って一回結ぶ

おみくじは、縦に細長く折って、結び所の紐に一回結びます。

表と裏の向きは問われないので、折りやすい向きで折ります。

拍子抜けするくらい、シンプル。私は、もっと複雑な作法があると身構えていました。

利き手と逆の手で、片手だけで結ぶと修行になる、という言い伝えもあります。

結ぶ前に、写真を撮っておくと、結んでも読み返せます。

境内での撮影は、その神社の決まりに従ってください(神社の待ち受けは良くない?)。

持ち帰ったおみくじの保管方法

持ち帰ったおみくじは、財布か手帳に入れて持ち歩くか、家の神棚か目線より高い棚に置きます。

持っておくのは、次の初詣まで。

読み返すためのものなので、引き出しの奥にはしまい込みません。

置き場所向いている人・気をつけること
財布持ち歩きたい人
折り目を付けすぎない
手帳・スマホケース手帳派の人
ページの間に挟む
神棚家で読み返したい人
目線より高い位置に
本棚の上段・タンスの上神棚が無い家
白い紙を敷いてから置く

財布や手帳での持ち歩き方

持ち帰ったおみくじを持ち歩くなら、折ったまま財布のお札入れか、手帳のポケットに入れます。

小袋やポチ袋に入れて、レシートやカードと分けます。

縁起物として、お守りと同じポーチに入れて持ち歩く方法もあります(お守りの持ち歩き方)。

楽天市場でおみくじ入れを見る

家での置き場所

持ち帰ったおみくじを家に置くなら、神棚か、目線より高い棚の上に置きます。

神棚が無い家は、本棚の上段やタンスの上に、白い紙を敷いてから置きます。

いつまで持っていて、どこに返す?

持ち帰ったおみくじは、次の初詣か、願いがかなったときまで持ちます。

そのあとは、引いた寺社か、近くの神社の古いお札を納める所に返納します。

次の初詣を区切りにするのは、よくある考え方です。

去年のおみくじや有効期限の考え方は、おみくじは何回まで引いていいのかにまとめました。

納め方や料金は、神社のお焚き上げに持ち込めるものは?で確かめられます。

破れた・濡れた・なくしたときの扱い

持ち帰ったおみくじが破れたり濡れたりしたら、乾かして白い紙に包み、次のお参りで古いお札を納める所に納めます。

なくしたら、次のお参りで手を合わせて、お詫びとお礼を伝えます。

「大吉だったのに、どこにやったんだろう……」

内容は、写真かメモで残しておきます。

洗濯してしまったときも同じです(お守りを洗濯してしまったときの対処法)。

なくしたときの考え方は、お守りと同じです(お守りをなくしたらどうする?)。

おみくじのNG行為7選

おみくじでやってはいけないのは、結ぶときの4つと、持ち帰った後の3つです。

結ぶときは、木の枝に結ぶ、別の神社の結び所に結ぶ、読まずに結ぶ、他人のおみくじをほどいて結ぶ、の4つ。

持ち帰った後は、ゴミ箱に捨てる、引き出しの奥や床に近い所にしまい込む、財布でレシートと混ぜる、の3つです。

境内でのマナーとして、この7つは避けます。

7つそれぞれに、代わりにすることと、もうしてしまったときの手当てがあります。

まずは図で、7つの位置関係を確認してください。

おみくじのNG行為7選。結ぶときの4つ(木の枝に結ぶ・別の神社の結び所に結ぶ・読まずに結ぶ・他人のをほどいて結ぶ)と、持ち帰った後の3つ(ゴミ箱に捨てる・引き出しの奥にしまう・財布でレシートと混ぜる)を、それぞれの代わりにすることと、もうしてしまったときの手当てと合わせて示す

それぞれの代わりの動きと、してしまったときの手当てを、表にまとめました。

NG行為代わりにこうする・もうしてしまったら
1 木の枝に結ぶ代わりに:結び所へ
してしまったら:結び所の前で手を合わせる
2 別の神社の結び所に結ぶ代わりに:引いた寺社の結び所へ
してしまったら:次の参拝で一言お詫び
3 読まずに結ぶ代わりに:一度読んでから結ぶ
してしまったら:ほどかず次のお参りで引き直す
4 他人のおみくじをほどいて結ぶ代わりに:空いている場所か別の段へ(空きが無ければ持ち帰る)
してしまったら:その場なら結び直す。帰宅後は次の参拝でお詫び
5 ゴミ箱に捨てる代わりに:引いた寺社か近くの神社の納め所へ
行けないときは:白い紙に包み塩をひとつまみ
してしまったら:次の参拝でお詫びとお礼
6 引き出しの奥や床に近い所にしまい込む代わりに:神棚か高い棚へ
してしまったら:見つけた日に移す
7 財布でレシートと混ぜる代わりに:小袋に入れて分ける
してしまったら:下の手当てへ

NG行為1 木の枝に結ぶ

木に結ぶと、枝が傷んだり、根元が踏まれて木が弱ったりします。

谷口松雄堂の神職さんからのお願いにも、こうあります。

「木に結ぶと枝が傷んでしまうことがありますし、参拝者の多い神社であれば、たくさんの人に根っこ部分を踏まれて木そのものが弱ります」

私は、この話を読んで、境内の木を見る目が少し変わりました。

木の枝ではなく、結び所へ結んでください。

「みんな木に結んでたから、つい……」

もうしてしまったら、その場ならほどいて結び所に結び直します。

帰ってきたあとなら、次のお参りで結び所の前で手を合わせます。

NG行為2 別の神社の結び所に結ぶ

結ぶのは、引いたその寺社の結び所です。

持ち帰ったおみくじを返納するときは、別の神社の納め所でも受け付けています。

もうしてしまったら、次にその神社へ行ったとき、手を合わせて一言お詫びします。

NG行為3 読まずに結ぶ

おみくじは、神様からの言葉です。一度読んでから結びます。

凶でも、注意の一文だけは覚えて帰ります。

もうしてしまったら、ほどきません。次のお参りで、もう一度引きます。

NG行為4 他人のおみくじをほどいて結ぶ

結び所がいっぱいでも、他人のおみくじをほどいたり、押しのけたりしません。

空いている場所か、別の段に結びます。空きが無ければ、持ち帰ります。

もうしてしまったら、その場なら元の場所に結び直します。帰ってきたあとなら、次のお参りで結び所の前で手を合わせてお詫びします。

NG行為5 ゴミ箱に捨てる

捨てずに、引いた寺社か近くの神社の、古いお札を納める所に納めます。

どうしても納めに行けないときだけ、白い紙に包み、塩をひとつまみ振ってから、ほかのゴミと分けて出します。

「え、あれ、バチ当たる……?」

おみくじを捨ててしまっても、それだけでバチが当たることはありません。

それでも捨てないほうがいいのは、神様の言葉が書かれた紙を、ほかのゴミと一緒にするのは失礼にあたると、昔から言われているからです。

回収前なら、取り出して白い紙に包み、次のお参りで納め所に納めます。回収されたあとなら、次のお参りで手を合わせ、お詫びとお礼を伝えます。

詳しい納め方は、神社のお焚き上げに持ち込めるものは?にまとめました。

NG行為6 引き出しの奥や床に近い所にしまい込む

おみくじは、読み返すためのものです。目に入る場所に置きます。

床に近い場所、水回り、ゴミ箱のそばは避けます(置き場所の表を参考にしてください)。

もうしてしまったら、見つけた日に、神棚か高い棚へ移します。

NG行為7 財布でレシートと混ぜる

レシートと一緒に、うっかり捨ててしまう。地味だけど、ありがちな失敗です。

小袋に入れて、財布や手帳での持ち歩き方のとおり、お札入れの決まった場所に分けます。

もう捨ててしまったならゴミ箱に捨てるときの手当てへ、なくしてしまったならなくしたときの扱いへ進んでください。

この7つのどれかをしてしまって落ち着かないなら、同じ寺社でお守りを受けて、持ち歩いてください。

おみくじは結ぶか持ち帰るかを運勢で決める

おみくじは結ぶか持ち帰るか、運勢で決まります。

大吉から末吉までは持ち帰り、凶・大凶は結び所に結びます。

大吉は財布か手帳に入れて、調子のいいときほど読み返します。

結ぶなら、一度読んで、縦に細く折って、その寺社の結び所に一回。

持ち帰ったら次の初詣まで、財布か高い棚に置きます。捨てない、しまい込まない。

もう結んでしまったなら、次のお参りでお礼を伝えます。なくした、捨てたなら、お詫びとお礼を伝えます。

つむぎ所長

書いてある言葉を、去年から一年かけて確かめていく。それも、おみくじの結構楽しい使い方だと思います

来年の初詣を、少し想像してみてください。

今年のこのおみくじを納めてから、新しい一枚を引く。

そのときのあなたは、今よりちょっとだけ、肩の力が抜けているはずです。

※この記事の情報は2026年9月26日時点のものです。

おみくじは結ぶ?持ち帰る?結び所に結ばれるおみくじと財布にしまわれる大吉の対比イラスト

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