【結論】厄払いの服装はこれで大丈夫?男性も女性も3つ押さえれば十分

厄払いにこの服装で行って大丈夫か迷う人を迎える、昇殿前の階段にそろえた革靴とパンプス、たたんだジャケットとカーディガ
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つむぎ所長

厄払いの日が近いのに、何を着ていくか決まらない…。

この記事では、厄払いの服装を解説します。

神社本庁(全国の多くの神社をまとめる団体)の案内では、厄払いの参拝に決まった服装はありません。

見るところは、目上の人に会う日にふさわしい服かどうか、その1点です。

結論:厄払いの服装はこれで大丈夫?
  • 襟のある服・上着・靴下かストッキングの3点で男女とも大丈夫
  • スーツがなくても手持ちの服でそろう組み合わせ
  • パーカー・スウェット・サンダルは初めての厄払いでは控えめに
  • 社寺独自の決まりは予約のときに一言確認

服装を決めきれないまま当日を迎えると、受付でも自分の服ばかり気になってしまいます。

3つさえそろえておけば、あとはお祓いに気持ちを向けるだけ。

今年が厄年かどうかは、厄年にやってはいけないことと男女別の厄年一覧で先に確かめられます。

目次

厄払いの服装は3つ押さえれば大丈夫

厄払いの服は、襟のある服・上着・靴下かストッキングの3か所を見れば決まります。

スーツでなくても、この3つがそろっていれば男女とも失礼にはなりません。

神社本庁の目安は目上の人に会うときの服装

厄払いのご祈祷(神職やお坊さんに祈ってもらう儀式)では、神職の案内で神様の前に進みます。

服選びの目安は、神社本庁の厄祓いのページにある次の一文です。

一般的に参詣にあたり、特に服装の指定はありませんが、目上の方に会いに行く際に失礼に当たる服装は避けるべきでしょう。

出典:神社本庁「厄祓い」

決まった服はなく、基準は目上の人に会う日の服装です。

礼服でなくても、きちんと感のある平服(礼服ではない、改まった外出着)で受けられます。

取引先へのあいさつや、結婚相手の実家へ初めてうかがう日の服が近いイメージです。

押さえる3つは襟のある服・上着・靴下

目上の人に会う服を形にすると、襟・上着・足元の3か所に行き着きます。

項目男性の例女性の例
襟のある服ワイシャツ・襟付きシャツブラウス・襟付きワンピース
上着ジャケットジャケット・カーディガン
足元無地の靴下ストッキング・靴下
※女性はきれいめのワンピースやセットアップなら、それ1着で上着の代わりにできます

襟付きのシャツやブラウスは、大稲荷神社や村松虚空蔵尊の案内でもスーツの代わりに挙がる服です。

上着は、社殿の中ではジャケットを着ているのが望ましいと入見神社が案内しています。

足元は、靴を脱いで社殿に上がる社寺があるため、素足を見せない靴下かストッキングを心がけておけば大丈夫です。

手持ちの服で行けるかは早見表でわかる

クローゼットの服をこの表に当てはめると、そのまま行けるか、何を足せばいいかがわかります。

項目判定こうすれば大丈夫
スーツ・セットアップそのままでOK靴下かストッキングを確認
襟付きシャツ・ブラウス上着を足せばOKジャケットかカーディガンを重ねる
きれいめワンピースそのままでOK肩が出るなら羽織りを足す
ポロシャツ・ニット上着を足せばOK無地の落ち着いた色を選ぶ
ジーパン・スニーカー替えがあれば替えるスラックスと革靴・パンプスへ
パーカー・スウェット控える襟付きシャツに着替える
サンダル・素足控える靴下かストッキングと靴に

「そのままでOK」の服がなくても、上着を1枚足すだけで行ける組み合わせはたくさんあります。

迷いやすいパーカーやジーパンの細かい答えは、次の章にまとめました。

判定に迷う服は、より改まったほうを選んでおくと当日そわそわしません。

決まりがある社寺は予約のときに聞けばいい

神社本庁は、神社ごとに独自の決まりがあることもあるとして、不安なときは事前に確かめるよう案内しています。

お寺の厄除け(お寺で受ける厄払い)も考え方は同じです。

茨城県の村松虚空蔵尊も、平服や礼服を指定される場合があるとして、事前の確認をすすめています。

聞き方は一言で大丈夫。予約の電話やフォームで「厄払いのご祈祷は、平服でうかがってもかまいませんか」と添えれば、その場で決まります。

独自の決まりがないと言われたら、3つをそろえた服のまま出かけて大丈夫です。

厄払いの服装はカジュアルでもいい?7つを1つずつ答えます

初めて厄払いを受ける人は、パーカー・スウェット・サンダルを控えましょう。

ジーパンとスニーカーは替えがあれば替え、ポロシャツとニットは上着を重ねればそのまま着ていけます。

パーカーとスウェットは初めての厄払いでは控える

フードのついたパーカーは、手持ちの服の中でもカジュアルな印象が強い服です。

入見神社は、冬の参拝でもパーカーは避けるよう案内しています。

木山寺(岡山のお寺)も、カジュアルすぎる服はかえって失礼にあたる場合がある、という考えです。

代わりは襟付きシャツにカーディガン。Tシャツを襟付きのシャツに替えてカーディガンかジャケットを重ねれば、手持ちの服のままきちんと見えます。

スウェットも考え方は同じで、襟付きのシャツと上着に替えると改まった印象に。

初めての昇殿で周りの服が気になりそうな人は、一段きちんとした服を選んだほうが気持ちは楽です。

ジーパンは神社やお寺で答えが3通りに分かれる

ジーパンは、社寺によって扱いがはっきり分かれる服です。

服装の例に入れる社寺、ジーンズだけの装いを避ける社寺、デニムやカジュアルな服を避ける社寺の3通りがあります。

  • 服装の例に入れている:晴明神社(京都)
  • ジーンズだけのラフな装いは避ける:湊川神社(神戸)
  • デニムは避ける:村松虚空蔵尊
  • カジュアルな服は原則避ける:入見神社

晴明神社は男性の服装例にポロシャツとデニムを載せていて、きれいめのジーパンを受け入れる社寺もあります。

迷う人は、スラックスかチノパン(綿のきれいめなズボン)に替えておけば、3通りのどの考え方とも食い違いません。

スニーカーは替えがあれば革靴かパンプスに

村松虚空蔵尊の案内では、男性はスニーカーより無地の革靴、女性はヒールの低いパンプスがすすめられています。

靴箱に革靴かパンプスがある人は、当日はそちらを履いていきましょう。

替えがない場合も、あわてなくて大丈夫です。

替えがないときは白・黒・紺の無地のスニーカーに。汚れを落として靴ひもを整えておけば、足元だけが目立つことは少なくなります。

入見神社の冬の参拝の案内でも、控えたいのは派手すぎるものやゴツすぎるものです。

サンダルは素足になるので選ばない

サンダルは素足が出るので、厄払いの日には向きません。

神社本庁の案内にも、履物を脱ぐ神社があるので靴下かストッキングを心がけるよう書かれています。

湊川神社や大稲荷神社が避けたい服に挙げるのも、やはりサンダル。

夏に選びがちな服は一度見直しを。サンダル、ノースリーブ、短パン、ミニスカートは、木山寺や大稲荷神社の案内で控えたい服として並んでいる4つです。

暑い日は、つま先の隠れる靴に薄手の靴下を合わせておけば、昇殿でも足元を気にせずにすみます。

ポロシャツとニットは上着を重ねればいい

ポロシャツは、晴明神社が男性の服装例に挙げている服です。

ニットも、大稲荷神社が秋冬の服として男性はセーターにジャケット、女性はニットにスカートかパンツを挙げています。

項目合わせ方
ポロシャツ無地を選び、ジャケットを重ねる
ニット薄手の無地にジャケットかカーディガン
共通大きなロゴや派手な柄は避ける

どちらも襟元が整った無地のものを選び、上着を1枚重ねると改まった印象に変わります。

神社本庁と社寺8か所の案内を並べてみた

神社本庁と、公式サイトで服装を案内している社寺8か所の考え方を並べると、共通点と違いがはっきりします。

項目服装の考え方足元・当日の注意
神社本庁目上の人に会うときの服素足を避け靴下かストッキング
湊川神社フォーマルかスマートカジュアルサンダルと素足は避ける
晴明神社よそゆき(ポロシャツ・デニムの例も)脱ぎ履きしやすい靴
入見神社スーツスタイルが基本コートは社殿に入る前に脱ぐ
大稲荷神社襟付きシャツやワンピース帽子・サングラスは外す
丸亀春日神社男性はスーツ・女性はフォーマル清潔感のある服を選ぶ
神田明神昇殿では社殿内の席に着く社殿内では靴を脱ぐ
村松虚空蔵尊スーツかジャケットとスラックス素足・サンダル・デニムは避ける
木山寺決まりはないがカジュアルすぎは控える夏の露出とサンダルは避ける
※各社寺の公式サイトの案内の要旨(2026年9月時点)

違うのは、カジュアルをどこまで許すかです。

湊川神社はスマートカジュアル(襟や上着のあるきれいめの服装)までをすすめ、入見神社は原則スーツを基本にしています。

共通しているのは2つだけ。きちんと感のある服と、素足を出さない足元です。

迷ったら厳しめの案内に合わせておけば、9つのどの考え方とも食い違いません。

男性と女性の厄払いの服装は手持ちの服で組める

男性はスーツか、襟付きシャツにジャケットとスラックス。

女性はワンピースかセットアップ、またはブラウスにカーディガンを重ねれば、新しく買い足さなくてもそろいます。

男性はスーツでもジャケットでもいい

スーツを持っている男性は、紺かグレーのビジネススーツで行けば十分です。

村松虚空蔵尊の案内でも、男性はスーツにネクタイが一般的で、色は黒やネイビーとされています。

項目スーツで行くジャケットで行く
上着紺・グレー・黒のスーツ紺やグレーのジャケット
シャツ白のワイシャツ襟付きのシャツ
ズボンスーツのズボンスラックスかチノパン
足元革靴と無地の靴下革靴と無地の靴下

仕事で毎日着ているスーツで大丈夫で、厄払いのために新しく買う必要はありません。

ジャケットで行く場合も、襟付きのシャツと革靴がそろえば改まった場に合う装いに整います。

スーツがない男性は襟付きシャツとジャケットで

スーツがない男性は、ジャケパン(ジャケットとスラックスを別々に合わせる服装)で行けます。

村松虚空蔵尊の案内でも、スーツの代わりはジャケットにスラックスかチノパンです。

ネクタイを締めると、ひときわ改まって見えます。

厳しめの社寺だけは気をつけて。入見神社のようにジャケパンをカジュアル寄りと見る社寺もあるので、気になる人は予約の際にひと言確かめておきましょう。

大稲荷神社の春夏の例は襟付きシャツにスラックスで、ネクタイなしの組み合わせも挙がっています。

女性はワンピースかセットアップが合わせやすい

女性は、ワンピースかセットアップ(上下を同じ生地でそろえた服)なら1着で形が決まります。

すすめられているのは、入見神社では黒やネイビーのフォーマルなワンピース、村松虚空蔵尊ではシックな色のスーツやワンピース。

  • 色:紺・グレー・黒などの落ち着いた色
  • 丈:座っても膝が隠れる長さ
  • 袖:肩が出ないもの(ノースリーブは上着を羽織る)
  • 足元:ストッキングにヒールの低いパンプス

手持ちのワンピースが明るい色でも、紺や黒のカーディガンを羽織ると落ち着いた印象に寄せられます。

ブラウスで行く女性はカーディガンを重ねて

ワンピースを持っていない女性は、ブラウスにスカートかパンツを合わせ、上にカーディガンかジャケットを重ねます。

村松虚空蔵尊が代わりに挙げているのも、襟付きの服にスカートかパンツの組み合わせです。

晴明神社の服装例にもパンツスタイルが入っていて、スカートでなくても大丈夫。

重ねる上着はカーディガンでもOK。ジャケットがなくても、無地のカーディガンを1枚羽織れば、ブラウスの装いがきちんと見える形に。

ストッキングは、村松虚空蔵尊がすすめる黒か肌色のストッキングを選べば、どの服にもなじみます。

女性は着物や振袖で行ってもいい

着物で厄払いを受けるのもよく、晴明神社は女性の服装例に着物を挙げています。

よく紹介されるのは、訪問着や色無地(改まった場で着る女性の着物)です。

19歳の厄年は、厄を振り払うという意味を込めて振袖で臨む人もいます。

足元は足袋で大丈夫。草履は脱ぎ履きがしやすく、足袋をはいていれば素足にもなりません。

着付けに時間がかかるので、受付の時刻から逆算して支度を始めると落ち着きます。

厄払いの服装を年齢別に:19歳から61歳まで

厄年は数え年(生まれた年から数え、正月が来るたびに1つ年を重ねる数え方)で決まります。

本厄は女性が19・33・37歳、男性が25・42歳で、61歳は神社本庁の年表で男女ともに本厄です。

前後の年は前厄・後厄と呼ばれ、服装の考え方は本厄と変わりません。

19歳の女性はワンピースか振袖で

数え年の19歳は、満17〜18歳の高校生くらいの年にあたります。

制服がある人は制服のままで、私服で行く人はきれいめのワンピースかブラウスにカーディガンを合わせれば大丈夫です。

晴れ着で行きたい人には、振袖という選び方もあります。

つむぎ所長

制服と振袖、どっちで行くか迷う…。

どちらでも失礼にはならないので、動きやすさで決めると当日が楽です。

初めて社殿に上がる人は、靴下かストッキングを前日のうちに用意しておくと慌てません。

25歳の男性は就活や通勤のスーツで十分

数え年の25歳は、社会人になって間もない年です。

就職活動で着たスーツや毎日の通勤スーツがあれば、それで十分改まって見えます。

黒のリクルートスーツでも、村松虚空蔵尊が男性の色に黒やネイビーを挙げているとおり、問題はありません。

ネクタイだけ見直しを。就活用の落ち着いたネクタイはそのままで、通勤用の派手な柄は紺かグレーの無地に替えておくと整います。

33歳と37歳の女性は動きやすいきれいめの服で

数え年の33歳は大厄(とくに気をつける厄年)で、37歳も本厄にあたります。

子育てや仕事で忙しい時期と重なり、子どもを連れて行く人もいる年代です。

服は、ワンピースかセットアップ、またはブラウスにパンツを合わせ、上にカーディガンを重ねる形がおすすめ。

  • パンツスタイル:しゃがんでも裾を気にせずにすむ
  • ヒールの低いパンプス:脱ぎ履きがしやすい
  • 伸びる素材:正座や椅子席でも窮屈になりにくい

厄年の過ごし方そのものは、厄年の女性がやってはいけないことと、やると良いことに目を通すと全体がつかめます。

42歳の男性は仕事のスーツのまま行ける

数え年の42歳は男性の大厄で、働き盛りの年と重なります。

平日に仕事を抜けて受ける人は、通勤のスーツのままで失礼にはなりません。

服装以外の心がまえは、厄年の男性がやってはいけないことと、やると良いことで紹介しています。

つむぎ所長

会社のスーツのまま行けるのは助かる…。

気をつけたいのは、派手なネクタイや柄の強いシャツくらいです。

入見神社もネクタイは派手すぎないものをすすめていて、紺やグレーの落ち着いた柄に替えれば整います。

61歳は男女とも晴れの日の装いで

数え年の61歳は還暦の年で、神社本庁は厄年をもともと祝いの年齢だったと説明しています。

本来、厄年は長寿を祝う還暦(61歳)や古稀(70歳)などの年祝いと同じく、晴れの年齢と考えられていました。

出典:神社本庁「厄祓い」

男性はジャケットと襟付きシャツにスラックス、女性はワンピースかセットアップにジャケットがよく合います。

着物の人は、色無地のように落ち着いた一着を。

正座が不安な人は、正座か椅子席かを予約のときに聞いておくと当日が楽です。

厄払いの服装で迷う靴・小物・色の選び方

靴は脱ぎ履きしやすいもの、足元は靴下かストッキング、色は紺・グレー・黒などの落ち着いた色でそろえます。

帽子やサングラスは昇殿(社殿に上がってお祓いを受けること)の前に外し、アクセサリーと香水は控えめに。

靴は脱ぎ履きしやすいものを選ぶ

社殿に上がるときに、靴を脱ぐ社寺があります。

神田明神の昇殿参拝もそのひとつで、社殿の中では靴を脱ぐ決まり。

晴明神社は、拝殿(お参りやお祓いをする建物)に上がる直前に脱ぐため、脱ぎ履きしやすい靴をすすめています。

項目選びやすい靴
男性ひもをほどかずに脱げる革靴
女性ヒールの低いパンプス
避けたい靴ひもの多い靴・脱ぎ履きに時間のかかるブーツ

脱いだ靴は向きをそろえておくと、帰りにさっと履けて慌てません。

素足は避けて靴下かストッキングを

足元で外せないのが、靴下かストッキングです。

神社本庁の案内にも、次の一文があります。

素足が失礼にあることもあるので、靴下やストッキングの着用は心掛けましょう。

出典:神社本庁「厄祓い」

靴下は穴やほつれのない無地のもの、ストッキングは村松虚空蔵尊のすすめる黒か肌色が選びやすい色です。

素足にサンダルで来てしまったときも、近くの店で靴下を買えば間に合います。

服の色は紺・グレー・黒の落ち着いた色で

服の色は、紺・グレー・黒の落ち着いた色を中心にすると改まった印象にまとまります。

村松虚空蔵尊や入見神社の案内でも、中心は黒やネイビー。

大稲荷神社も、派手な色や柄は避けるよう案内しています。

項目使い方
紺・グレー・黒上着・ズボン・スカートの色に
白・淡い色シャツやブラウスの色に
原色・大きな柄やロゴ落ち着いた色の服に替える

明るい色の服しかないときは、上着だけでも紺やグレーにすると全体が落ち着いて見えます。

ネクタイは紺やグレーの控えめな柄が合わせやすい

ネクタイの色は、社寺によってすすめる色が違います。

入見神社は派手すぎないもの、村松虚空蔵尊は黒か白がふさわしいという考えです。

一方で、黒は弔事を思わせるとして避ける人もいます。

指定がなければ紺かグレーの控えめな柄に。お寺や神社の案内に黒か白とあれば、それに合わせれば大丈夫です。

無地か細かい柄の紺やグレーのネクタイは、スーツにもジャケットにも合わせやすく、1本持っておくと困りません。

帽子・アクセサリー・香水は控えめに

帽子とサングラスは、大稲荷神社も晴明神社も外すよう案内しています。

外すのは社殿に上がる前で、手に持つかバッグにしまっておけば十分。

アクセサリーと香水は大稲荷神社が控えめにするよう案内し、木山寺も小ぶりで品のあるアクセサリーをすすめています。

  • 帽子・サングラス:社殿に上がる前に外す
  • アクセサリー:小ぶりで品のあるもの
  • 香水:つけないか、ごく控えめに
  • バッグ:服になじむ落ち着いた色のもの

腕時計や結婚指輪のように普段から着けているものは、そのままで大丈夫です。

夏と冬の厄払いの服装は上着の脱ぎ着で決まる

夏は外では上着を手に持ち、社殿の中でだけ着れば大丈夫です。

冬はコートやマフラーを社殿に入る前に脱ぐので、中の服を寒くない重ね方にしておきます。

夏は社殿の中だけ上着を着ればいい

暑い日に、境内までジャケットを着て歩く必要はありません。

入見神社は、夏は社殿の外では上着を脱いでいてよいと案内しています。

境内では上着を手に持ち、社殿に上がる直前に羽織るだけで大丈夫です。

中は半袖でもOK。上着を羽織れば、半袖のシャツやブラウスでも改まった装いに。ノースリーブは上着を脱ぐと肩が出るので、袖のあるものを選んでおくと気が楽です。

汗をかきやすい人は、替えのハンカチや薄手のインナーを用意しておくと社殿で汗が気になりにくくなります。

冬は社殿の中で暑くない重ね着に

入見神社は、コートやマフラーを社殿に入る前に脱ぐよう案内しています。

同じ神社の冬の案内によると、コートはフードのない形がよいとのこと。

項目重ね方の例
肌着薄手の保温インナー
中の服シャツやブラウスに薄手のニット
上着ジャケットかカーディガン
外フードのないコート・マフラー・手袋

コートを脱いだ姿で過ごす時間が長いので、中の服で寒さに備えておきます。

厚手のセーター1枚より、薄手を重ねるほうが社殿の中で汗ばみません。

屋外の拝殿で受けるなら季節に合わせて

厄払いは社殿の中で受けるとは限らず、晴明神社のように拝殿が屋外にある社寺もあります。

晴明神社の案内は、夏は涼しく、冬は暖かな服装で、というもの。

屋外でコートを着たまま受けてよいかは社寺によって違うため、受付でひと言たずねておきましょう。

予約のときに場所も聞いておく。社殿の中か屋外の拝殿かがわかれば、上着や防寒具をどこまで用意するかがすぐ決まるので、準備に迷いません。

雨の日は、替えの靴下を1足持っていくと、ぬれた足元のまま社殿に上がらずにすみます。

厄払い当日、服装を整えるのは昇殿の前

受付を済ませて社殿に上がる前に、帽子・コート・マフラーを外します。

社殿では靴を脱いで席に座るため、靴下と、座っても窮屈にならない服の丈が当日のポイントです。

昇殿の前に帽子・コート・マフラーを外す

当日の流れのうち、服装に関わるのは受付から着席までのあいだです。

厄払い当日、服装を整える順番

STEP
受付でご祈祷を申し込む

初穂料(ご祈祷のときに納めるお金)を納めて、名前が呼ばれるのを待ちます。

STEP
社殿に上がる前に外す

帽子・サングラス・コート・マフラーを外し、腕にかけるか手に持って移動。

STEP
靴を脱いで上がる

社殿の入口で靴を脱ぎ、靴下かストッキングの足で上がります。

STEP
案内された席に着く

神職の案内に従って席に座れば、あとはお祓いを受けるだけ。

コートやマフラーは、入見神社も社殿に入る前に脱ぐよう案内しています。

帽子やサングラスについても、晴明神社や大稲荷神社が昇殿の前に外すよう書いているとおりです。

脱いだコートは腕にかけるか、置き場所があれば係の人の案内どおりに置けば大丈夫。

社殿では靴を脱いで席に座る

神田明神の昇殿参拝では、社殿の中の席に案内され、そこからご神前へ進む流れです。

靴を脱いで上がるので、足元は人から見える場所と考えておくと服選びがぶれません。

神社本庁も、神社によっては履物を脱ぐ場合があるとしています。

足元さえ整っていれば、服がスーツでなくても大丈夫。靴下は無地で穴がないか、ストッキングは伝線していないかを、家を出る前に一度確認を。

脱いだ靴はつま先を外に向けてそろえておくと、帰りにすぐ履けます。

正座か椅子席かに合わせて丈に余裕を

社殿の席は、畳に正座する社寺もあれば、椅子が並ぶ社寺もあります。

どちらになるかは社寺ごとに違うため、足に不安がある人は予約のときに聞いておきましょう。

項目服の選び方
正座の席膝が隠れる丈のスカートか、ゆとりのあるパンツ
椅子の席座ったときに膝上まで上がらない丈
どちらも体を締めつけない伸びる素材

タイトなスカートやぴったりしたズボンは、正座をすると窮屈になりやすい服です。

ゆとりのある丈を選んでおけば、お祓いのあいだ姿勢に気を取られずにすみます。

仕事帰りや子連れの厄払い、服装はこうすればいい

仕事帰りのオフィスの服、学生の制服は、そのままで失礼にはなりません。

子連れや妊娠中の人は動きやすく締めつけない服を選び、気になることは予約のときに一言伝えておきましょう。

仕事帰りはオフィスの服のままでいい

平日の仕事帰りに受ける人は、オフィスの服のままで大丈夫です。

湊川神社は、すすめる服装にビジネスカジュアル(ジャケット着用など)を挙げています。

晴明神社が女性の服装例に挙げるのも、オフィスカジュアル。

職場の制服や作業着の人は着替えを。ロゴ入りの作業着などは、襟付きのシャツと上着を持っていき、会社で着替えてから向かう形に。

夕方以降に寄る人は、神社の参拝時間は何時までかも先に確かめておくと予定を組みやすくなります。

学生は制服で行っても失礼にはならない

高校生は、学校の制服で厄払いを受けても失礼にはなりません。

制服は入学式や卒業式にも着ていく、学生にとっての改まった服だからです。

制服のときも足元だけ確認。白や紺の無地の靴下、またはストッキングにしておけば、昇殿のときも足元が整います。

大学生の兄弟姉妹が付き添うときなど、私服で行く学生は、襟付きのシャツやブラウスに上着を重ねれば、社会人と並んでも見劣りしません。

制服のない学校の人や卒業した人は、19歳の女性の服と同じ考え方で選べます。

子連れは動きやすい服で、事前に一言伝える

小さな子どもを連れて行く人は、動きやすい服を選ぶと当日の動きがずっと楽。

大稲荷神社のように、子ども連れの場合は事前の連絡をお願いしている神社もあります。

  • 親の服:パンツスタイルとヒールの低い靴で、抱っこやしゃがむ動きに備える
  • 子どもの服:園服や学校の制服、なければ襟付きのシャツやブラウス
  • 足元:子どもにも靴下をはかせておく

昇殿中に子どもがぐずったときの対応も、予約の段階で聞いておくと心づもりができます。

妊娠中はおなかを締めつけない服でいい

妊娠中の人は、おなかを締めつけない服で厄払いを受けてかまいません。

ゆったりしたワンピースや、ウエストにゆとりのあるセットアップは、見た目のきちんと感も保てます。

靴はヒールのない脱ぎ履きしやすいものを選び、正座がつらい人は椅子席があるか予約のときに聞いておきましょう。

体調を第一に。当日に体調がすぐれないときは無理をせず、社寺に連絡して日を改める相談をしてかまいません。

付き添いの家族も同じ3つを目安に

夫婦や家族で一緒に社殿に上がる人も、服装の目安は本人と同じ3つです。

襟のある服、上着、靴下かストッキングがそろっていれば、付き添いの人も浮きません。

大稲荷神社は、人数が多い場合も事前に連絡するよう案内しています。

つむぎ所長

家族みんなで行くから、服の格はそろえたい。

本人がスーツなら家族もジャケット、本人がワンピースなら家族もきれいめの服と、服の格をそろえるとまとまりが出ます。

厄払いの服装でよくある質問

厄払いの服装について、よく聞かれる10の質問に答えます。

厄払いの服装は普段着でもいいですか?

襟のある服に上着を重ね、靴下かストッキングをはいていれば、普段着の組み合わせでも大丈夫です。パーカーやスウェット、サンダルは初めての厄払いでは控えておくと落ち着きます。アイテムごとの答えはカジュアルな服への答えにまとめました。

厄払いに喪服や礼服を着ていってもいいですか?

礼服は湊川神社のすすめる服装にも入っていて、着ていって大丈夫です。喪服は弔事の印象が出やすいので、着ていくならネクタイを紺やグレーに替えると、祝い事の場にもなじむ装いになります。組み合わせの例は男性の服装の表のとおりです。

厄払いに赤い服を着ていくのは避けたほうがいいですか?

赤は魔よけの色とされ、赤い下着や小物を身につける言い伝えもあります。目立たない小物に取り入れるぶんには問題ありません。全身が赤いような派手な服は、落ち着いた色の選び方を参考に替えておくと場になじみます。

お寺の厄除けでも服装は神社と同じでいいですか?

お寺の厄除けも、服装の考え方は神社と同じです。村松虚空蔵尊や木山寺の案内でも、控えたいのはカジュアルすぎる服と素足・サンダル。お参りの作法はお寺の参拝の仕方、服の決め方は3つの目安で確かめられます。

前厄や後厄でも服装は本厄と同じですか?

前厄と後厄も、服装は本厄と同じ考え方で大丈夫です。どの年も、襟のある服・上着・靴下かストッキングの3つがそろっていれば失礼にはなりません。年齢ごとの組み合わせは年齢別の服装にまとめています。

厄払いにタイツやブーツで行ってもいいですか?

タイツは、無地で落ち着いた色のものなら素足を避けられるので冬に向いています。ブーツは脱ぎ履きに手間取るため、短めで脱ぎやすいものか、パンプスや革靴に替えると当日が楽です。靴の選び方は脱ぎ履きしやすい靴で紹介しています。

厄払いに持っていくバッグはどんなものがいいですか?

服になじむ落ち着いた色で、膝の上や足元に置ける大きさのバッグが扱いやすいです。大きなロゴや派手な飾りのあるものは、ほかの小物と同じく控えめなものに替えておきます。小物全体の目安は帽子・アクセサリー・香水の項で紹介しました。

男性はノーネクタイで厄払いを受けてもいいですか?

多くの社寺では、襟付きのシャツにジャケットを合わせていればノーネクタイで受けられます。大稲荷神社も春夏の男性の服装に襟付きシャツとスラックスを挙げていますが、入見神社のようにネクタイを前提とする社寺もあるので、1本持っていくか予約のときに聞いておけば迷いません。スーツがない人の組み合わせは襟付きシャツとジャケットの項のとおり。

厄払いに連れていく子どもの服装はどうすればいいですか?

園服や学校の制服があればそのままで、なければ襟付きのシャツやブラウスで十分です。子どもにも靴下をはかせ、小さな子どもを連れて行くことは予約のときに伝えておきましょう。親の服や足元は子連れの厄払いでまとめています。

服装が心配なときは神社に聞いてもいいですか?

聞いてかまいません。神社本庁も、独自の決まりを設けている神社があるとして、不安なときは事前に確かめるよう案内しています。聞き方の例は予約のときの一言をどうぞ。

まとめ:厄払いの服装は3つそろえて、手持ちの服で出かけよう

厄払いの服は、襟のある服・上着・靴下かストッキングの3つをそろえれば、スーツでなくても失礼にはなりません。

記事のポイント

予約がまだの人は、電話やフォームで平服で大丈夫かを一言たずねておきましょう。

前日の夜に靴下かストッキングを玄関にそろえておけば、当日の朝に迷う場面はほとんどありません。

つむぎ所長

これなら、クローゼットの服で行ける。

服が決まれば、あとは気持ちよくお祓いを受けるだけです。

いただいたお札の扱いは、お札の返納の時期と返し先の早見表で確かめられます。

厄払いにこの服装で行って大丈夫か迷う人を迎える、昇殿前の階段にそろえた革靴とパンプス、たたんだジャケットとカーディガ

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